東海道歩くブログ!悪夢の鈴鹿峠越え無事脱出して土山宿そして水口宿へ

鈴鹿峠での恐怖の一夜が
これから始まります。

一年くらいここから帰れないかと
ほんとうに思い寝れませんでした。

そして、次の朝を迎え
これからどうなってしまうのか?

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東海道を歩く旅も終盤の鈴鹿峠越えで捕まった山賊の家での恐怖の一夜

真っ暗闇の中でようやく着いた家は、
おんぼろの平屋の家でした。

でも、まず家がほんとうにあっただけでも、
ほっとしたのが本音です。

真っ暗闇で山の中へ連れて行かれて、
やくざに囲まれて強盗でもされるのではと頭をよぎってたので。

恐る恐るなかへ入ると、
若そうなお兄ちゃんが寝ていましたが、
私たちがくるなり飛び起きました。

そして、おっちゃんと一緒に、
一本脚がこわれてとれそうな電気こたつを出してくれたので、
3人でその中へ脚をいれました。

落ちついたところで、
酔っぱらいのおっちゃんが、~ジョーとか
~ニャンとか聞いたこともない言葉でいろいろしゃべり出しました。

話によると、その若い人はおっちゃんの働いている会社の
社員の人の弟だということでした。

何日か前からここに泊まっているようで、
もしかしたらまたおっちゃんの強引な誘いで泊まっているのかも知れません。

けっこうしゃべった後に、
ラーメンと食べろとかお風呂に入れとか言われましたが、
怖いので3人とも旅に疲れてかなり眠いので寝たいとお願いしました。

そう言って何か言われるかと思いましたが、
すんなりOKしてくれ3人で10時半くらいに
電気こたつに脚をいれたまま寝ました。

真っ暗な中で寝ていると、台所の水道の水滴がポタリポタリを音たて、
また風が強いのか外で戸がバタンバタンと音がして、
気になってなかなか寝付けませんでした。

また、コタツも脚が曲がっていてコタツの本体が
私の体の上に載っている感じで身動きもしづらい状態でした。

こんな薄気味わるい状態でしたが、
寝る前におっちゃんからこのすぐ近くで
青年が首をつって自殺したと聞いていたのでなおさらでした。

電気こたつで寝ながら、
この後どうなるのか心配になって頭をめぐりました。

おっちゃんの話では、
僕たちを同じように出会ったレストランで
旅人に声をかけては家に連れてきているようでした。

この前の旅をしていた若者は、
2~3年くらいここに泊まり込んでいたとか。

たぶん建築か土方だと思いますが、
仕事はあるので働きながら泊まればいいとか・・・

だから、私たちも一年くらいここ一緒に住めばいいからと、
まじにいってきました。

明日帰りたいと言いづらい勢いで、
誰も言えませんでした。

この家に連れてくるのは男性だけでなく、
ハイキングに来ている女性にも声をかけて
ある種にナンパをしてここにかなり連れ込んでいたとも言ってました。

話を聞くほど恐いかぎりでしたが、
明日帰るなんて言ったら何をされるのかわからない感じでもありました。

恐怖ではありましたが、
疲れていたのかいつの間にか寝てました。

そして、気が付くと夜が明けていて、
おっちゃんが先に起きて、その後に
お兄ちゃんと私たちが起きました。

昨夜におっちゃんから、朝飯は私たちで炊くように言われましたが、
お兄ちゃんが朝飯を炊いてくれました。

水道は、山から水を引いているようでしたが、
その水が出にくいの見に行くとお兄ちゃんが言うので
3人とも見物がてらに自動車に乗って見に行きました。

その後、朝食をごちそうになり、
たらふく食べ歯磨きをしました。

さて、ここでそろそろ帰りたところでしたが、
またおっちゃんの朝酒が始まりました。

そして、私たちのうちの一人が
どなるようにこっちへ来い!と呼ばれました。

何をされるのかと思ったら、
手相と漢字から運勢をみてやるからと。

色々初めの一人が言われている間に
それを聞きながら、残りの私たちは食べた茶碗を洗いました。

次に、もう一人の友達が観てもらい、
最後に私が見てもらいました。

はじめは漢字から運勢を、
その後に手相を観てもらいました。

内容的にはあたっていることも多く、
まんざらでもなかったです。

3人とも観てもらって、
10時をまわったのでそろそろ帰りたいを恐る恐る言いました。

やはり何度もここにいるように言われましたが、
どんしても行かなくてはいけないと言って、
何とか帰してもらえました。

私の向こうに見えるのが、
怖い体験をした平屋です^^;

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恐怖の鈴鹿峠を脱出して土山宿から水口宿へそして公民館泊

無事に山賊の家ではなかったですが、
脱出で来て逃げるように鈴鹿峠を下って行きました。

気がつくと天気はよかったですが、
風がつよくて寒い日でした。

土山宿をなんなく過ぎて、
12時半くらいに長泉寺でパンを買って食べ、
順調に歩いて水口宿が近づいてきました。

そして、町を歩いていると、
一人があんみつを食べたいと言って、
パンを食べたばかりだが付き合って私がかけソバを食べました。

私は、もともと胃腸が強くないのですが、
歩くとお腹が減るのでかなりいつもより毎食たくさん食べるので、
胃腸に負担がかかって口のまわりが荒れてひどくなっていました。

なので、あまり食べないように心掛けていましたが、
付き合いでしかたなしに食べることもありました。

その後に、銭湯にいって久振りにお風呂に入って、
買った下着に変えてさっぱりしました。

そしてその銭湯のおばちゃんと私たちのいきさつを話すと、
水口の公民館に泊まれると教えてくれました。

さっそく一人が手続きをして
なんと公民館にただで泊まれることになりました^^v

お風呂の後にさっそく公民館に行きましたが、
たたみではなく応接間風の部屋でした。

ソファーがありそこに寝れそうでしたので
荷物を置いてから、あんみつを食べたお店で夕食をたべました。

どこかでテレビの「熱中時代」を見たくてみれるところを
探しましたが見つからず、あきらめて公民館へもどりました。

そして、ありがたくあたたかい部屋で
快適にソファーで寝ました。

昨夜の恐怖の鈴鹿峠の後だけに、
安心してゆっくり寝ることができました。

最後に

東海道53次の歩く旅も
水口を入れてあと2泊となりました。

ここまでほんとにいろいろなことがありましたが、
昨日の鈴鹿はほんとうにクライマックスでした。

そして、今夜は予想外の公民館泊と
ほんとうに何が起こるかわからない旅です。

そのなかに人情味のあふれる日本に人たちに触れることができ、
そう考えると昨夜のおっちゃんもいい人でした。

のこりあと2日を楽しみに
また明日も歩きたいと思います!

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